masayuki731のブログ

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ライフネット生命の社長に聴いた、炎上しないSNSとの付き合い方

1/12に渋谷でマーケティング関係の講演会みたいなのがありまして、今や有名な保険会社になったライフネット生命のCEOである出口さんにお話を聞く機会がありました。その中のほんの一部の話なんですけど、出口さんがおっしゃってたことに共感したので文字に起こしてまとめます。

トークテーマの一つに「ソーシャル×リアル」を考える、みたいなのがあったのですが、そこで、TwitterなどのSNSをやる上で炎上には気を付けてるのか、って話になりました。出口さんはブログとかTwitterとかをご自身で更新されていますが、保険とか証券とか、そういった業界で経営者自らが自分の名前でそういうのをやるって珍しいんですよね。なので、たまにそこら辺についても聞かれるようです。

以下、出口さんのお話です。

「よく炎上しませんね。」とか、

「どういうことに注意してるんですか?」とか、

経営者が自分でやってるのってそんなにないんで、時々そういうのを講演会で聞かれるんですが、 

実は、何も気にしてません。

それはどういうことかと言えば、僕自身は普段の生活が、今日もそうですけど、みなさんとお会いして、僕自身が思うことをそのまま喋ってるんですね。

TwitterとかFacebookでも同じだと思うんですよ。

(TwitterFacebook上でも) 僕が誰かと話しているわけです。

そうすると、TwitterFacebookで (SNSだからと言って特別に) 話すことの注意点はないと思うんですよ。

それは普通の、一個の人間として、社会人として、普通の人に、みなさんに話すのと同じじゃないですか。

その社会常識がきちんとしていれば、TwitterFacebookで気をつけると意識する方がむしろおかしい。

カッコの補足と太字は僕なんですが、

聞いていてすごく納得してました。

出口さんって本当に素直というか正直な方なんですよね。

言葉に濁りがないとかいうと失礼な表現かもしれませんが、 どこにも飾ってるところがない。本心として、心からこの言葉って出てきてるんだろうな、と聞いていて思えるわけです。

普段から面と向かって人と直接やり取りをするのと同じようにネット上であっても対応するって、考えてみれば当たり前なんですけどね。でもやっぱり画面に向かってると無意識にもどこか違うキャラになっちゃうところとかあって、匿名だったり顔が見えてなかったりすると、つい攻撃的になったり批判的になったりと偏ってしまうのを見たりやっちゃったりってあると思います。

以下、続きなのですが、そういうところも出口さんは話されてました。

僕はすごく思うんですけど、

時々TwitterFacebookで、特にTwitterがそうですけど、

特定の人に「死ね」とか (言ってるの) ありますよね。

すごく不思議に思うんですよ。

こういう人は普段も (面と向かってる人に) そんなこと言ってるんでしょうか。

ああいうことばっか言ってるとすると、仕事できないですよね。

そういう意味では、普通の事を言ってて、炎上しかけるのは良い、というと社内でものすごい叱られるんですが。

基本僕は、バーチャルでもリアルでも、文間とか色んなこともありますけど、同じ人間と人間のコミュニケーションだから、その人が普段やるようなテンションでできればそれで良いんで、特にTwitterFacebookをやる時に注意しなければいけないことってないと思うんです。

それは人と人が話すことと同じになるかな。そういう風にバーチャルとリアルの関係も考えてて。

バーチャルもリアルも一緒ですよね。

一期一会だから、質問されて、こういう風にリアルの場でみなさんに質問さたら答えるでしょ。同じように、Twitterで質問されても同じように答えるのが礼儀だと思ってるんで。

明らかに「これ変やな」っていうのもありますけど(笑)

基本的にはバーチャルもリアルも区別をしないんです。

 前のと同じくカッコや太字など付け足してます。

たしかに、ネット上で「死ね」みたいに言ってる人って、リアルの場で目の前の人にそういうことって、きっと言ってないですよね。そんなん言う常識ない人と一緒に働きたくないですもん。(もちろん仲間内で冗談で言うことはありますけどね)

ネット上で匿名で言いたいことだけ言うのとかよく問題になりますけど、 「死ね」とかそこまでいかないにしても、知らず知らずの内にやっぱキャラって変わっちゃうもんだと思うので、そこら辺自分も意識していかないといけないと思いました。

攻撃的な態度でないにしても、これ僕が学生時代に恩師から聞いた話なんですけど、例えば、パソコンのキーボードで文字を打つのとケータイで文字を打つのとで、言葉遣いとか結構変わっちゃうんですよね。ここら辺まで話ちゃうと終わらないので、またいつか機会があれば書きたいとは思いますが、無意識に言葉の使い方などが変わってしまうことが「有り得る」ってことをまずは意識していきたいなーと思い、この辺で結びに代えさせて頂きます。

そういえば、その出口さんが2月末頃に新刊を出されるそうですよ。それもビジネスとは全然関係のない、ブログでも熱く語ってる、大好きな歴史関係の本らしいです。読んでみようかな。