masayuki731のブログ

日々の気付きをそれっぽく書いてみよう。

好き嫌いではなく善し悪しで判断しよう。

最近人から言われて思ったことがあるので書きます。

指摘されることは嬉しいこと

大人になっていくにつれて、人から怒られる機会って減っていく。親とか、小学校や中学校で担任の先生なんかに、悪ガキじゃなくても怒られたり注意されたり指摘されたりっていう経験は誰にでもたくさんあると思います。けど、高校生、大学生と大人のステップを踏んでいく度にそういう機会って次第に減っていきますよね。それでも学生時代は「学生」っていう身分なんでまだそういう扱いされるんですけど、社会人にもなると、怒られるどころか「社会人にもなって…」ってきっと呆れられてしまうんだろうなぁ。。

よくビジネス書なんかで偉い人が、「立場が上がるにつれて自分の悪いところを指摘してくれる人が少なくなる。顔色を伺って同調してくれる人が多くなるので、自分の悪いところを言ってくれる存在は貴重だ」みたいなこと書いてたりするんですけど、本当にそうなんだなぁと(もしくは、そうなんだろうなぁという推測) 、学生時代を振り返って思ったり。(まぁ今もぺーぺーの社会人なんでたいして変わらないんですけどね!)

それゆえ、身内からならともかく他人から怒られたり指摘されたりっていう機会は貴重だと思うのです。それはきっと親切心から僕を見放さず、僕のことを思ってくれているがために言ってくれているのだと、そうポジティブに捉えることにしたいのです。

好き嫌いは誰にでもある

読書が好き。写真を撮るのが好き。チョコレートが好き。サッカーが好き。(全部僕の話ですけど。) 誰にでも好きなモノや嫌いなモノってあるはず。特定のあの人が嫌い、とかあの食べ物が嫌いなんかもあって良い。克服できるのであればできるに越したことないんだけど、どうしても無理なものは無理だったりする。(僕は辛いものとアルコールとねちっこい人なんかが苦手です。いや、無理です。)

無理しなくて良いんだよ、人間だもの。

なので、好き嫌いがあること自体は否定もしないし、むしろ色んな好みって個性があって人間味があって大変宜しいと思うのです。

善し悪しというものも存在する

良い悪いとか、上手い下手とか、そういうものってどの世界にもあると思うんです。それは、好きや嫌いといった感情とは別物としての存在として。

好き嫌いってのは完全に主観的なものなんですが、それとは別に、客観的なものとして「善し悪し」(良し悪し?)ってのがあるんだと僕は思っています。

芸術関係だと主観とか好みも入っちゃうかもなんでちょっと微妙ですけど、スポーツなんかは技術が見えやすいんで分かりやすいですよね。俺は〇〇という選手は嫌いだ、とか言うかもしれないし、〇〇は顔が可愛くないとか、完全に好みの世界がある。というか、顔が良いためにメディアに取り上げられる選手ってのもいたりいなかったり…

僕は何とも思ってないですよ、思ってないんですけど、例えば石川遼くんや浅田真央ちゃんの技術は半端ないのです。嫌いだとか言っても、それは紛れもない事実です。いやたまにベッカムみたいにイケメンで上手い選手だっていますけど、いますけど!(羨ましい)

スポーツだと監督の好みや戦術みたいなのも細かく言えばありますが、基本的に良い選手や上手い選手ってのはそれなりに評価がされます。つまりは善し悪しってそういうことだと思うのです。

好き嫌いで判断すること 

それで、ですね。ここまで話してきたことを繋げると、好き嫌いってのは誰にでも確実にあるわけなんですが、それとは別に善し悪しってのも存在するわけです。

今回僕が気にしたのは、物事を判断する時に、主観的情報で判断するのか、それとも客観的情報で判断するのかでだいぶ変わってくるんじゃないかなーということです。

嫌いだからダメなのか、それとも悪いからダメなのか、みたいな感じですね。

自分だけに関係することに対して判断して決定するならどっちでも良ですけど、他人を巻き込んだ判断なんかになる場合、自分の主観というか感情だけで決めてしまうと、どっかでその判断ってマイナスになっちゃうんじゃないでしょうか。相手と好みが完全に一致するはずもなく。

いやまぁ何でこういうこと考えたのかって、たいしたことじゃないんですけど、最近の僕が髪とヒゲを伸ばしてるんですが、長髪が嫌いでヒゲが嫌いな年下の女の子に、「髪の毛とヒゲとどうにかしたらどうですか」って激しく言われたんですよ。長髪とヒゲのダブルで嫌いなコンボで彼女には最悪な姿に写っているようです。

もし、ですよ。これが、僕には「似合わないから」って理由でやめた方が良いって言ってもらえるなら、アドバイスとしてありがたく頂きたいところなんですけど、彼女の場合完全に自分の好みで言ってるわけでして。(社会人としてヒゲはどうなの、みたいな一応ちゃんとした理由もあるらしいですが、それがダメな会社や立場なら僕だって最初から伸ばしてないですw) あと、良いねって言ってくれる人もいるので (社交辞令ですかね)、誰が見ても似合わないほどヒドいレベルってわけでもない(と思っている)のです。

過去も現在も(そしてほぼ確実に将来も) 恋人でも何でもない関係ですし普段そんなに顔も合わせないくらいのあなたの好みで散々言われたくないんですけど。ってちょっとイラっとしながら話題をそっと変えたりしてましたが、相手にアドバイスするにしても、好き嫌いではなく善し悪しで伝えてあげたらどうでしょう。客観的な情報に基づいたアドバイスをすることで相手のためを思って言ってあげてる感がアップして、あなたへの好感度もきっとアップするはず!

そんなことを思いながらこの数日を過ごしてました。あぁ書いてちょっとスッキリした。

色々言ったけど、そろそろヒゲも剃ろうと思ってるし、もし好きな人に「やめて」って好き嫌いで言われたら速攻で切るし剃りますけどね。